インフラエンジニアの需要が高い理由

インフラエンジニアというのは、その名の通りでインフラストラクチャを主に手掛けるエンジニアのことです。インフラストラクチャとは、公共性の高い情報通信システムなどのことを指します。そのため、常にネットワークの管理運用体制を厳密に途切れることなく継続させておくことが求められています。

また、インフラエンジニアはたいていは情報通信工学寄りのシステムエンジニアであることがほとんどです。これらは、大学工学部程度の知識や技術が無いと対応することが難しいので、専門学校を卒業した程度では手に負えません。そのため、ある程度の高度な知識が要求されているので必然的に対応できる人数が限られてしまうのです。

インフラエンジニアの需要が高いのは、そうした高品質で知識あるエンジニアが求められているためです。しかしながら、世の中のエンジニアすべてがそうした高品質な作業ができるわけではないので、人手不足になっているのだと言えます。分かりやすく言うと、先進医療ができる医者が少ないということです。

一般人からすれば、町医者も大学病院の医学研究者も同じ医者かもしれません。しかしながら、そこには技術力に雲泥の差があるのです。それは、エンジニアに関しても同じことです。インフラエンジニアという貴重な存在であるからこそ、その失敗が許されないインフラストラクチャという部門であるからこそ、インフラエンジニアの需要が高くなっていると言えるのです。